Do you know,shikkui?
ご存知ですか?・・・・しっくい(漆喰)
「無添加住宅オリジナルしっくい」の
10の特徴
Point
1
抗菌・抗ウイルス性能/カビ・ダニ・ウイルスに強い!
タイトルと矛盾するようですが、菌と名の付くものはすべて悪者とばかりに何でも化学物質で抗菌コートしてしまうと、普段から人間と共存している必要な菌まで減らすことになり、本来持つ抵抗力、自然治癒力を弱めさせ、かえって身体に良くありません。
「無添加住宅オリジナルしっくい」の主成分の消石灰はアルカリ性のため、病気を引き起こすカビなどの雑菌やウイルスは死滅し、有用菌(コウジ菌類)は生存し続けます。
醤油や味噌などの蔵がしっくい塗りでできているのはそのためです。
また、エサとなるカビを抑えることによりダニなどの増殖を抑える効果があります。
その抗菌・抗ウイルス性能を利用し、鳥インフルエンザの際にまかれるのも、しっくいと同じ石灰です。
抗ウイルス性能においては、2008年11月にインフルエンザウイルスを、2020年5月にはヒト・コロナウイルスを不活化(死滅)させることを、共にNPO法人バイオメディカルサイエンス研究会習志野実験室にてテストピースを用い実証しました。
「無添加住宅オリジナルしっくい」が
インフルエンザウイルスを99.9%不活化(死滅)
「無添加住宅オリジナルしっくい」にインフルエンザウイルスA香港型(H3N2)を付着させて行いました。
ウイルス付着直後から不活化し、回収できたウイルスが0.033%未満で99.967%低減しました。
試験開始15分後では、回収できたウイルスが0.000588%未満で99.999%の低減となりました。
しっくいの解毒作用でウイルスが不活化(死滅)したのか、しっくいに吸着されてしまったのかは立証できませんが、不活化し感染力が低減されることは間違いのない事実という結果が確認できました。
「無添加住宅オリジナルしっくい」にヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)を付着させて行いました。
ウイルスは付着直後から不活化し、5分後には全く検出されないという結果になりました。
Point
2
省エネ性能/電力を16%削減!
実建物を使用した測定実験で「無添加住宅オリジナルしっくい」の居室が、ビニールクロスの居室より夏季冷房エアコンの消費電力量を約16%削減できることを実証しました。
また、施工時に大量の水を使う「無添加住宅オリジナルしっくい」は、時間をかけて乾燥していく間に、純粋な炭酸カルシウムが結晶(方解石)化します。それを利用し、しっくい面に光が反射するように高窓や照明器具を配置することで、照明器具の明るさを控え目にすることや照明器具自体を削減することが可能になり、更なる省エネにつながります。
そして、「無添加住宅オリジナルしっくい」の優れた調湿効果が室内の温度変化も緩和してくれ快適な室温を保ちます。
室内だけでなく外壁からも省エネに貢献します。
無添加住宅の外壁は室内と同じく、白いしっくいです。ご存じの通り、黒は光や熱を吸収し白は反射します。
皆さんも夏の日差しの下で、白いTシャツが黒より涼しいことは実感されていると思います。
家もそれと同じです。
真夏の外壁の表面温度を比較すると、黒い金属サイディングは40.4℃、しっくいは19.2℃と、その差は21.2℃もありました。
白い色の効果だけでなく、しっくいの結晶は太陽光の熱源である赤外線を乱反射させるため、外壁に熱がたまらないのです。
このことから、内からも外からも省エネで過ごしやすい快適な家が実現できるのです。
Point
3
調湿性能/結露しにくい!
「無添加住宅オリジナルしっくい」は、微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿・放湿性があります。
空間の湿度を適度に調節することで結露を防止し、建物の耐久性を維持します。
また、湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出し、居心地の良い室内環境をつくります。
(性能の限界を超えた、過度の加湿・暖房は結露を起こします。ご注意下さい。)
Point
4
耐火性能/火に強い!
漆喰耐火実験
「無添加住宅オリジナルしっくい」は、建築基準法第2条第9号基準に適合。ほとんど無機の不燃性の素材で構成された防火材です。化学建材のようにダイオキシンなどの有害ガスが発生することもありません。昔の城や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなのです。
Point
5
防汚性能/汚れが付きにくい!
家電製品まわりのビニールクロスが黒く汚れる原因は、ビニールクロスが静電気を帯びほこりや汚れを吸い寄せるためです。それに比べ、しっくいは主成分である炭酸カルシウムが静電気を帯びにくい性質を持つため、長期間お部屋を白く保ちます。ただし、しっくいの下地が静電気を帯びやすいものであれば効果が低減します。
老人ホームの汚物処理室での使用例では、汚れが付きにくい上に臭いもほとんどしないという報告も受けています。
Point
6
吸着性能/化学物質を吸着分解!
「無添加住宅オリジナルしっくい」は、シックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を吸着分解し、室内の空気を安全に保ちます。
Point
7
消臭性能/イヤなにおいを
吸着浄化!
人に不快な印象を与えるトイレやゴミ、生活臭、ペットなどのにおいを吸着浄化する機能があります。
「無添加住宅オリジナルしっくい」を壁・天井に使うことで、化学物質を含む消臭剤を使用する必要がなくなり、身体にもお財布にも優しくなります。
Point
8
安全性能/高い安全性!
「無添加住宅オリジナルしっくい」はクロスや合板と違い化学接着剤を必要とせず、それ自身が空気中の二酸化炭素との化学反応で固まるので、シックハウス症候群の原因の一つであるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を放出することはありません。
また、固まった漆喰の成分は炭酸カルシウムなので人にとって最も親和性のある、食べられるくらい安全な物質と言えます。(固まる前の漆喰は、強アルカリ性なので食べられません。)
石灰岩
Point
9
意匠性能/風合いのよい、
白い輝きと質感!
クロスでもしっくい風というものがありますが、質感までは表現できません。しっくい壁の白い輝きのもとは炭酸カルシウムの結晶。その結晶が光を乱反射させ、しっくい独特の風合いと質感、白い輝きを放つのです。
年月が経っても、いつまでも飽きのこない外観やインテリアを演出します。
Point
10
メンテナンス性能/お手入れ簡単!
ちょっとした汚れは消しゴムで消すか、カッターナイフやヘラなどで削って消します。
また、全体に汚れた場合は薄めたしっくいをローラーなどで塗ってきれいにします。これらはお客様ご自身で手入れすることが可能です。
新建材は初めはきれいですが、黄ばんできたり、はがれてくると新しく貼りなおすしかありません。
しっくいなどの天然素材は、年数を経るごとに古い洋館のように味わいが出てくる良さがあります。
珪藻土としっくいの違い
珪藻土は藻類(プランクトン)の死骸が、海底や湖底に長年にわたって堆積してできた粘土状の泥土で、古くから七輪や耐火煉瓦の原料、酒やビールの濾過材、吸着材や脱臭材などに幅広く利用されています。
しっくいと珪藻土の大きな違いは、しっくいはそれ自体が固まる性質や抗菌性を持っているのに対し、珪藻土にはその性質が無く、仕上材に使用するためには、固化材(接着剤)や防カビ材などの補助的物質が必要になってくる点です。そこで問題なのがその寿命や安全性です。固化材が劣化すれば珪藻土はバラバラになってしまう可能性があり、防カビ材など配合物質がシックハウスの原因になる可能性もあるということです。
珪藻土を使用する場合はこの点に注意する必要があります。
しっくいについて、下の記事もご覧ください。